【た行】道明寺(どうみょうじ)

蒸した糯米を乾燥させた干し飯で、河内の道明寺において1000年余り昔から作られていた名物です。保存食や軍の携帯食として重用されたものですが、近世に至りこれを荒挽き粉として、和菓子の原料に用いられるようになりました。関西風の桜餅や椿餅などに用いられます。頭(かしら)道明寺は更に目を細かく挽いたものです。
(関西では桜餅は道明寺で作ります)

道明寺(どうみょうじ)